松山市では、AED(自動対外式除細動器)の設置を 全小中学校設置に続いて、この程、公立保育園31箇所・私立の認可保育園33箇所にも備えることにしました。
四国主要都市の市有施設のAED設置状況は、高松市33施設・高知市40台・徳島市40施設・松山市158施設です。
今回の保育園を加えると、松山市は大変進んでいます。
突然倒れて死に至る心臓突然死の原因の多くは「心室細動」という心臓の病気です。心室細動は、心臓がけいれんし、ポンプとしての役割を果たせなくなることから、血液を体内に送り出せない状態を生み出します。
この心室細動を治療する唯一の方法が「AED」という装置を使って心臓に電気ショックをかけることです。心臓突然死から大切な命を救うためには、一刻も早いAEDの使用が必要となります。
我が国では心臓突然死により多くの方が亡くなっていると言われていますが、心臓突然死を防ぐためには、できるだけ迅速にAEDを使用した救命処置を行うことが効果的です。
また、平成19年7月20日から、AEDの無料貸出しを始めています。
市内で開催される多くの市民の参加するイベント等において、突然の心停止状態に陥った人の救命活動に備えるためです。ご利用下さい。
問い合わせ先:松山市消防局 警防課 電話 089-926-9227
私も、AED講習を含む「普通救命講習」を受講していますが、繰り返し訓練を受けて、操作に慣れることが大切だと思います。
皆さんも、スムーズな救命処置が行えるよう、救命手当講習を受講してAEDの理解と操作手順を深めてくださいますようお願いします。
コメント