松山市は中島や興居島、安居島やなど島しょ部からの救急要請に対応するため『救急車搭載型消防艇』を配備することになり、9月補正予算案に配備に向けた調査、設計などで514万円を計上しています。
現在は、興居島や中島の急病患者などから救急要請があった場合、市の保健福祉部が所管する患者搬送船で急病患者を搬送しています。
しかし船には救急隊員が同乗しないため処置が遅れることがあり、より安全な救急車を搭載できる消防艇の導入を決めました。
この消防艇は、救急出動には高規格救急車を、また火災出動では、消防車を搭載することが出来るフェリー型で、全国でも上島町と広島県廿日市市であわせて2隻しか配備されていません。係留地は三津浜港を予定しています。
島しょ部からの患者搬送時間は、おおむね10分~15分の短縮が見込まれます。
船での救急活動の課題などを検証し 平成21年10月ごろの導入を目指しています。
島しょ部の市民の皆様の、安心安全の一歩前進ですね!!
コメント