松山市社会福祉施設適正運営支援事業は松山市に所在する社会福祉施設等に対して 高い意識と専門知識を持ったNPO法人に委託し、3名の巡回員を派遣し、入所者への人権尊重を主眼とした施設運営についての声を聞き、入所者の人権や健やかな生活を確保するとともに、施設に従事する職員の適正な処遇を目指すことにより、優良な施設サービスを確立することを目的として実施するものです。
平成16年度の巡回対象の施設は、特別養護老人ホーム14施設、痴呆性高齢者グループホーム49施設救護施設2施設の全部で65施設でした。調査結果は、毎月巡回員が収集した情報を報告し、問題等がある場合は、該当施設への助言を行ってきました。
平成17年度は、児童福祉施設も巡回します。
本事業は第三者評価制度が円滑に稼働するまでの間、3年間の期限つき事業として行うものですが、今後も、この事業の趣旨に基づき、施設等への指導、支援を継続することによって、すべての施設等の意識が高まり、より一層入所者の視点に立ったサービスの質の向上が図られていくもの思います。
今年1月にオープンしたグループホ―ムに対して「松山市社会福祉施設適正運営支援事業」の説明のために訪問した田中巡回員さんや高齢福祉課の職員さん達に、同行させていただきました。
可愛い小犬が遊び、広い庭と緑のある安らぎの溢れる施設でした。
若い男性介護職員さんも多く、生き生きとした介護ぶりに 明るい気持ちになりました。