姫路港から高速艇で約30分、瀬戸内海国立公園・家島群島の西島にある「兵庫県立いえしま自然体験センター」を視察訪問しました。
島全体がセンターで民家は一軒もありません。携帯電話も電波がつながらない島です。
桟橋では、体験学習に来ている子どもたちが、目を輝かせて釣りをしていました。
そこから峠を越えて島の反対側にセンターの管理等がありますが、徒歩で15分ほどかかるそうですが、私たちは電気自動車に乗せていただきました。
管理棟で 丹野宏幸所長、片岡敏宏総務課長(実は昨夜は当直勤務)さんから、年間行事などについて説明をしていただきました。
環境学習に自給自足の野外活動体験、カヌー・ヨット体験など魅力いっぱいです。
日常生活から完全に隔離された豊かな自然の中で、ともに語らい汗を流しながら自然に親し み、環境から学び、遊びの体験を通じて互いの心のふれあいを深めるところです。
そのときに大活躍して下さるのが 登録者70名ものボランティアさんだそうです。ボランティアのリーダー養成もしていますが子どもの時に宿泊体験した高校生や学生さんも多いそうです。
毎年、リピーターも多く 夏場などシーズン中は満室でお断りするのが困るほどだそうです。
その後、2台の電気自動車に分乗して島内を案内していただきましたが、絶景の眺めでした。池には青鷺や鴨が、野には兎が遊び、ビオトープにはヤゴが生息しています。
水のいらないバイオトイレも設置していました。
一週間ぐらいこの自然の中で滞在してみたい!来てよかった!と心から実感した島でした。