ケアマネ・ 小林みやこの気まぐれ日記

宮前川の「合流式下水道改善計画」とは？

「宮前川を守る会（一色輝久会長）」では、地域を流れる宮前川に清流を取り戻そうと、地元の小学生とともに鯉の放流などの水質浄化活動を長年行ってきました。
　一昨年の平成15年には、宮前川に下水道の汚水が未処理のまま放流されていることに驚き、地域で10,500人の署名活動を行い「改善要望」を公明党の雲峰議員や一色会長をはじめ代表の方々と共に　市長に届けさせて頂くと共に、9月議会の一般質問でも要望致しました。
本年3月議会に於いて、再び宮前川への合流式下水道の未処理水の越流対策についてその後の対応及び計画について質問をしました。
これに対して、中村市長より次のような改善策が答弁されました。
「平成14年に国が策定した『合流式下水道緊急改善対策指針』において、次の3点の目標を概ね10年以内に達成することが義務づけられています。
①合流式下水道から排出される汚濁負荷量を分流式下水道以下とする。　　　　　（過去10年間の平均基準年は平成10年の154.5トン/年→140.4トン/年以下にする）
②未処理下水道水の一般河川への越流回数の半減（基準年H10年で28回/年）。
③夾雑物（下水に混じり込んでいる不純物）の流失防止
　この目標に対して、本市に於いては短期、中期対策を実施することで平成25年度までに達成する計画である。また、総事業費として約40億円を見込んでいる。今後とも、公用水域の水質改善を目指します。」と。
　皆様の強いご要望と地域を守る運動の賜物です、今後とも宮前川への未処理汚水の越流改善を目指して頑張って参ります。

全児童に防犯笛配布！！

松山市は、児童の安全を確保するため「小学校こども安全対策事業」として、松山市立小学校の全児童に「防犯笛」を新学期より配布します。これは、市内小学校６１校・１分校の児童に約３万個配布するものです。購入費は882万円を予算計上しています。
　松山市教育委員会では、警察等とも防犯ブザーと防犯笛の利便性などを協議していましたが「電池切れや故障などの恐れもある防犯ブザーに比べ、笛は安価で効果が高い」と判断しました。
配布される防犯笛は、プラスティック製で約１０グラム。夜間でも目立つ蛍光色を施し、少量の肺活量で音が出ますので、子どもや高齢者でも使用できます。
私も、昨年１２月議会で防犯笛の質問をいたしましたが、児童の安全対策に一安心です。
昨年　公明党が行った「児童の安全安心対策の署名活動」にご協力くださった皆様　本当にありがとうございました。

急患医療センターの全面禁煙化 を推進しました！

　平成１５年６月に新築移転した、「松山市急患医療センター」の２階に、設置されている喫煙室は、急患の子どもたちに対して十分に配慮し、「健康増進法」の観点からも、「早急に、センター内全面禁煙に、するべきである」と、平成１５年9月定例議会の一般質問で、強く要望しました。

　それを受けて、松山市では早速、「敷地内全面禁煙」とし、センターの喫煙室と玄関横の灰皿を撤去しました。

認定の障がい者の老人保健は６５歳から

認定の障害者　老人保健は６５歳から／愛媛県松山市が制度を周知徹底／対象者に「お知らせ」郵送

　通常の場合、７５歳以上から適用される老人保健制度の中で、一定の障がい認定を受けた人には、前倒しで６５歳から医療費負担が軽減される。この優遇制度について、愛媛県松山市はこのほど、対象者本人に対して「お知らせ」を郵送することを実施、制度の周知徹底を図っている。これまでも市のホームページなどで制度を紹介してきたが、対象者への通知とともに、市障がい福祉課の窓口で制度を分かりやすく示したチラシを配布なども始めました。
　私は、障害のある高齢者の医療費軽減の通知については、制度を知らずに健常者と同じ医療費の自己負担を続けている市民に配慮するため、平成15年9月定例本会議で一般質問して取り上げ、「（特に視覚障がい者については）各個人に通知するのが適切」と提言しました。
　平成１４年の老人保健法改正で、通常７５歳以上から適用されるようになった老人保健制度（２００２年９月末で７０歳の人までは対象者と同等）は、６５歳の誕生日の翌月１日を迎えた人も、身体障がい者手帳の等級が（１）１級～３級（２）４級で音声・言語機能または、そしゃく機能の障がい（３）４級で下肢障がいの１号・３号・４号―に当たれば、受給者証の交付を受けることができます。
　制度が適用されれば、医療費の窓口負担が一般は１割、一定の所得以上は２割となる。
　市障がい福祉課によると、受給者証の申請をしていない約６０人に対して「お知らせ」を発送後、大部分の対象者が、申請手続きを実施、未申請の障がい者については、今後も時期を見て通知を行っていくことにしている。
（ 写真:　障がい福祉課の担当の方から説明を頂いています。）

これで一安心! ガードレール設置（公明新聞）

この度、松山市生石町の市道にガードレールを設置しました。
これは、地域の住民の皆さんから、ご相談を受け 現地の状況を調べた結果、危険なことを松山市にお知らせし、道路課の早い対応により実現したものです。
皆さんに、「これで、安心して歩けます」と、喜んで頂きました。
詳細は 記事をクリックしていただくと表示されます。ー公明新聞ー

東雲公園にベンチを増設

東雲町内会の方から、「老朽化に伴い取り替えた藤棚のベンチとテーブルが３セットから１セットになって、不便になった」とのご相談がありました。
市の公園緑地課に、現状をお伝えし、子どもたちや高齢者の憩いの場としての環境づくりからも検討していただくこととなりました。
その結果、早い対応を図っていただき以前のように３セットに増えました。
今日、様子を見に行きましたが、保育園児たちが、園外保育に来て公園の遊具で楽しそうに、仲良く遊んでいました。
藤棚の下のベンチやテーブルの上には、可愛い水筒などを置いて和やかな風景でした。

在宅訪問歯科事業が好評です

　私は、ケアーマネージャーをさせていただいていましたが、在宅の要介護者の方の歯科治療のプラン作成には、たいへん苦労をしました。
訪問歯科診療をして下さる歯科医院をお訪ねし、お願いして治療をしていましたが、すぐには順番が来ない為時間がかかりました。
しかし、治療した後の笑顔や意慾的になった生活態度をみて、「楽しく食べられることは、生きる楽しみとなる。」と実感いたしました。
　そこで、「介護を必要とする身心障がい者、難病患者の方や寝たきりの方たちの、在宅での訪問歯科診療を松山市独自の事業として取り組んでいただきたい」と、平成14年12月議会で一般質問し、「よりよい訪問歯科診療の提供に努めたい」との答弁があり　2003年度当初予算案に計上されました。。
市の歯科衛生士が市内の在宅要介護者,約2,300人を家庭訪問し衛生指導を行い、診療の必要があれば歯科医師会の105ヶ所の訪問診療対応歯科チームの全面的な協力で訪問診療を行います。
市が新たに購入した携帯用診療機器５セットで　レントゲン撮影、虫歯治療、歯石除去など、家庭での一般的な診療が可能になり診療を早く受けることができることとなりました。
大変　好評で歯科医師会から、もう１セット増やせないかとの　ご要望もあるほどです。
訪問歯科診療ご希望の方は、市の保健所までご相談下さい。

軌道敷きのバリアフリー化を推進しました！

　車椅子やベビーカーの車輪や高齢者、障害者の杖が軌道敷の石と石の隙間にはまり、横断する際、危険を感じることもあり　平成１４年6月議会で、私が指摘し、横断歩道上の敷石を隙間のない、なめらかな石に取り替えるバリアフリー化を提言しました。
理事者からは「国、県と調整し、改善策を協議する」との答弁がありました。

その後、松山市では平成１５年６月補正予算で事業費を盛り込み、おなじく県、国土交通省とも連携を深めていただき、それぞれ予算化されました。
その結果、国道、県道，市道合わせて26ヶ所の市内中心部ほぼ全域の改修が実現しました！！

＊ラフォーレ前は、ロープーウエイ通りの改修時に行います

オストメイト対応トイレの整備を推進しました！

　すべての人が安心して松山市の施設を使用できるようにオストメイト（人工肛門・膀胱緒装着者）対応のトイレが急患医療センター・市役所本館1階・道後、久谷、垣生の3支所に整備。平成１４年6月の定例本会議で質問し、公共施設への提言していたのが実現したものです。