今年元旦の松山市の合併に伴い、松山市中島病院及び中島区域5島診療所の民営化について、松山市内の医療法人等に、民営化に対する考え方及びスケジュールの説明がありました。
松山市内にある10の医療法人が参加した、説明会では、保健福祉政策課が中島病院の現状や新病院運営の条件など募集要領を説明し、提出用の書類を配布しました。
中島病院は、現在、内科と外科があり、1日当たりおよそ130人の外来患者と、入院患者さんは50床中30人あまりの診療を行っています。
年間約2700万円の赤字経営となっています。
募集要領では、民営化の必須条件として、365日24時間の初期救急体制を確保、中島本島以外の5島の診療所で週2回の診療を実施、現在ある内科、外科に加えて整形外科を新設すること、老人介護を目的とした療養型ベッドの併設などを挙げています。
また、現在 中島病院で勤務している医師4人のうち3人が 今年5月末で辞めることから、5月から民営化までの間 医師の派遣することも求めています。
市では今後、法人から提出された事業計画書などを審査して、今年3月下旬に譲渡先を決定し、老朽化した病院の建て直しなどを経て,
再来年4月から民営化する方針です。
松山市中島の市民の皆さんに、早く朗報が届くことを願わずにはいられません。
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