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講師は 松山市シルバー人材センター「はっぴー相談室」の吉村マネージャーです。
後見制度って?
認知症・知的障がい・精神障がいなどによって物事を判断することが十分ではないかたの権利を守る援助者を家庭裁判所が選んだ方に決めておくことで、ご本人を法律的に支援する制度です。
後見人をつけると・・・
悪徳商法の被害にあっても取り消せます!
ご本人に代わって、生活環境や財産をしっかり守ってくれます。
費用は、利用者本人の財産状況で異なりますが生活を困難にすることはありません。
親の認知症や障がいのある子どもさんの将来への不安、高齢で身寄りのない方の将来への不安など 悩みがあふれています。
講義の後、皆さん熱心に質問されて とても素晴らしい講演会でした。
まちなかの保育・託児機能を備えた交流スペースを松山市が開所しました。
愛称は
まちコミュスポット 「てくるん」
「てくてく歩いて、るんるん気分」
保育室・託児室、多目的交流スペース、情報コーナー、AED設置があります。
多目的トイレ・授乳室もあり、ベビーカーや車いすの無料貸し出しもあります。
すまいる保育園は 4月から3歳未満児の家庭的保育事業を平日・土曜日で朝8時から夕6時まで(夜8時までの延長保育あり)行います。
お問い合わせは 松山市役所・保育課 089-948-6951まで。
一時預かり託児事業は、3月25日から日曜・祭日に行います。
利用料金は 最初の1時間 400円 以後30分までごとに200円。
最長3時間です。
多目的交流スペースは 朝10時から夜8時までオープン。
利用料金は 1時間ごとに1㎡あたり10円。
24日25日は てくるん前のステージショウやAED講習会、バルーン教室、紅白餅の配布など盛りだくさんのオープンイベントがあります。
私も、バルーン教室にボランティア参加させていただきます。
商店街に来られた皆さんが、気軽に交流したりトイレ休憩できるスペースです。
ぜひ、一度訪れてみませんか?
松山市議会において、増え続ける待機児童解消に向けた取り組みとして 空き店舗の活用を訴えていましたが、実現の運びとなりとても嬉しいです!!
「こころの健康を守り推進する基本法の制定を求める意見書」について、提案理由の説明を以下のように行いました。
「心身の健康は、一人ひとりの国民の基本的な権利であり、
社会の活力と発展の基盤をなすものです。
しかしながら 日本では 平成10年から13年連続で
毎年3万人以上の人々が自殺によって命をなくしています。
また320万人を超える方々、つまり国民の40人に1人以上が
精神疾患のために医療機関を受診しており、
「国民のこころの健康危機」といえる状況になっています。
ひきこもり・虐待・路上生活など多くの社会問題の背景にも、
こころの健康の問題があるといえますし、
自殺と精神疾患との関連性も指摘されており
心の健康問題が新たな社会的リスクとして顕著になってきています。
松山市では精神障害者保健福祉手帳の所持者が、
21年度末1,943名、22年度末2,178名、
精神障がい者の「自立支援医療制度」の承認件数は、
21年度末7,710件、22年度末8,773件と増加傾向です。
WHO(世界保健機構)によると、病気や怪我、自殺や事故、犯罪などが
どれだけ 社会に影響を与えるかを測る
「障害調整生命年(DALY指標)」においては、日本や先進国では
命と生活に最も影響するのは、精神疾患であることが明らかになりました。
平成23年7月6日、厚生労働省は「4大疾病」の
「がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病」に精神疾患を加えて、
「5大疾病」とする方針を決めました。
がん152万人、糖尿病237万人に対して精神疾患は323万人に上り、
重点対策が不可欠と判断されたのです。
平成18年4月から身体・知的・精神の3障がいを
一体的に支援する法律がつくられましたが、
精神疾患へのサービスの基盤体制は遅れています。
医療において精神科の医師・看護師の配置基準は
精神科特例があるため一般科に比べて低く、
重労働から就労環境が悪く、慢性的な人手不足です。
長期の心的障がい者の家族が抱える困難は、
一般の人々の3倍であるとも言われ、
家族への精神疾患・治療についての情報提供や
実際的・情緒的な支援などが必要ですが、
ようやく家族教室などが開かれ始めたところです。
厚生労働省の「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会」
を受けて設立された、「こころの健康政策構想会議」では、
家族・当事者・医療福祉の専門家及び学識経験者が、63回の会議を重ね
平成22年5月末に厚生労働大臣に
「こころの健康政策についての提言書」を提出しました。
その中で、①精神医療改革 ②精神保健改革 ③家族支援を軸として、
国民すべてを対象とした、こころの健康についての
精神保健・医療・福祉の総合化と、総合的・長期的な政策を保障する
「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の制定を求めています。
今、日本における精神保健・医療・福祉のサービスの現状は、
「こころの健康」についての国民ニーズに応えられるものではありません。
こころの健康危機を克服し、安心して生活ができる社会、活力ある社会が
一日も早く実現できることを念願し、本案を提出いたします。」と。
出席議員全員の賛同を頂き採択されたことは とても嬉しいことです。
今日閉会しました3月議会で、新年度予算において、進学希望の生活保護世帯の中学3年生への学習支援事業が承認されました。
私は、昨年2011年3月議会において、以下のように質問しておりました。
《「 高校進学を希望する生活保護世帯の中学3年生への学習支援についてです。」
2010年7月、横浜市保土ヶ谷区のNPO法人リロード「はばたき教室」を訪問。
日本の生活保護世帯は2010年6月には、約138万世帯・190万人と過去最多。
この10年間で60万世帯、81万人増。
世帯主の学歴は中卒か高校中退が73%。
中でも指摘されている「貧困の連鎖」を断ち切る支援の一環として、NPO法人リロードでは、生活保護家庭の進学を希望する中学3年生に「はばたき教室」と名付けて、週2日、午後5時から7時の2時間、高校受験に向けての学習支援を行っています。
・・・・・・・・・・
環境こそが大切であると痛感します。
・・・・・・・・・・・
本市においても、生活保護世帯の中学3年生の学習環境の整備と放課後の居場所作りに、ぜひともこのような学習支援教室が必要不可欠なものであると考えますが、設置についての御所見をお示し下さい。》 と・・・
大学生の皆さんのご協力で、「わかあゆ教室」でスタートすることになりました。
とても、うれしいです
3月11日。
東日本大震災から1年・・・
あの日、午後2時46分、マグニチュード9.0の大地震が起こり、大津波も続いた。
死者 15,854人、行方不明者は3,155人にも!
さらに深刻な原発事故も併発!!
今なお 日々懸命に苦闘されている皆様。
特に故郷を離れざるを得なかった方々の心労はいかばかりでしょう。
松山市では、市職員の皆さんが中心となって、57世帯141名の市内に避難されている方々に少しでも笑顔をと、「避難者激励会」を行いました。総合福祉センター(同市若草町)で開かれ、松山に避難している約20世帯50人の皆さんが来てくださいました。
ロビーには市内41の公民館から心温まるメッセージ。
野志市長の開会の挨拶のあと、「伊予漫才・松づくし」でオープン。
地域芸能や「笑いヨガ」 幼稚園児の歌とダンスなどみんなの優しい想いがいっぱい溢れていました。
しし肉うどんやいよ柑、たこ飯に舌鼓。
餅つきの実演もあり、柔らかいお餅にほっこりしました。
おもてなしの気持ちが 少しでもお伝えできたかな?!
私も、「シャンピーバルーンチーム」の皆さんと一緒に設営やゲームに参加させていただきました。
島のアイドル「しまぼう」・「防災カバーくん」・食育キャラクターの「モグッピー」は 子供たちの人気者です。
青い地球も 空もひとつ。
いつでも、どこでも 励まし、支え合う心もひとつ。
ハートとハートでつながった心の輪を ずっとずーと 大切に大切に・・・
たくさんの をありがとう!!
また、地震発生時刻である午後2時46分に 心からの黙とうを行いました。
私たちは、いつも心の真ん中に皆様のことを思っています。いつまでも忘れません。
12月議会で、「松山に来られている被災者の皆さんに、交流の場を設けていただきたい」と要望していましたが お手伝いできて 本当によかったです。
3月10日 松山市内の成年後見事業の利用を促進するため、認知症高齢者及び知的・精神障がい者の生活支援や後見等の補助業務にあたる「市民後見人」の養成を目指す講座が、松山市若草町の松山市社会福祉協議会で開講しました。
市民の関心も深く80人を超える方が参加されていました。
私も、基調講演1・2及びビデオ視聴に参加させていただきました。
基調講演 で、山本克司講師は認知症高齢者約200万人、知的障がい者約55万人、精神障がい者約303万人の権利擁護の必要な方々がいる。
親族がいない等の理由があるにもかかわらず、成年後見人の不足で放置されていることも多く、権利侵害が起こっていると指摘。
そこで、社会貢献への意欲や倫理観が高く、成年後見に対する研修を受けている市民後見人が社会には必要だと講演されていました。
今年7月を目途に 市役所別館に「福祉総合窓口」を設置予定と本会議にて市長が述べました。
私も 昨年12月議会で提言しておりましたが実現することとなりました。
昨年 視察訪問した葛飾区役所では高齢・障害・介護分野を総合した「福祉相談窓口」を2階フロアーに設置していました。
「迷わない窓口」・「動かない窓口」・「待たない窓口」として、相談者は総合窓口で案内された窓口に座ったまま、高齢者支援課・障害福祉課・介護保険課の職員が窓口に出向き、手続きを行っていました。
松山市では、高齢、障がい、介護に加え子育て支援も総合的に取り扱うとのことです。
市民の皆さんは、とても助かることと思います。