今年7月1日に合併し人口60万人から816,658人となった浜松市は、「快適な暮しやすいまち・浜松」の実現を目指し、ユニバーサルデザインを市政の柱として、ユニバーサルデザインのまちづくりに市民とともに取り組んでいます。
全国的な高齢化の進展に伴い、浜松市は高齢化率(65歳以上)は平成16年に17%を超え、6人にひとりが高齢者となっています。今後、平成22年には5人にひとり、平成32年には4人にひとりが高齢者となることが予想され、急激な高齢化に対応するものとして、ユニバーサルデザインの考え方に基づく政策の展開を行っています。
松山市の総人口は512,679人(平成17年5月1日現)・65歳以上の高齢者は96,071人(69,910世帯)で、高齢化率は約18.8%です。
また、浜松市には市の人口の4%の約24,000人の外国人で、そのうちの約14,000人はブラジル人が生活をされている中、外国人も住みやすい生活環境の整備が望まれています。
このような背景を受け、平成12年度に都市計画課内にユニバーサルデザイン室を設置し、平成15年度には、「ユニバーサルデザイン条例」を施行して、ユニバーサルデザインを総合的・計画的に進めています。
ユニバーサルデザインは、バリアフリーを更に進め、特別な人の為だけでなく、年齢や国籍、性別、身体能力などの違いを超え、全ての人が暮らしやすいように、まちづくり、物づくり、環境づくりなどを行っていこうとする考え方だと思います。
「日本一のまち、松山」にとっても、最優先されるべき重要な考え方だと思います。
【写真左から】
2番目・市役所正面は緩やかなスロープに手すりや誘導ブロック付
3番目・身体障害者用駐車場のほかに妊婦さんたちも使える駐車場
4番目・車椅子用の公衆電話ボックス
コメント