新学期が始まったばかりの4月9日、松山市の石井地区では、町内会が一つにまとまって、地域全体で子供達を犯罪から守ろうと、青色防犯パトロール隊が発足しました。
石井地区の青色防犯パトロール隊は、石井地区の23の町内会すべてが参加して結成されたもので、児童や生徒の登下校の安全確保にとどまらず、青少年の非行防止や地域の犯罪抑止も目的としています。
きょうは、青色パトロール隊のメンバーや警察、消防、教育関係者や児童・保護者ら、400人が参加して、石井小学校で、出発式が行われ、愛媛銀行の中山頭取から石井地区防犯連絡協議会の白石会長に青色防犯灯が贈呈されました。
白石会長が「不審火や児童生徒への不審者などが多く発生しておりますが、地区が一丸となって、地域防犯に取り組み、明るい街づくりを目指しましょう」と挨拶。
中村市長や松山南署長からの来賓挨拶の後、6年生の児童2人が、「石井地区の安全をよろしくお願いします」との感謝の言葉がありました。
あいにくの雨の中、拍手に見送られて隊員の皆様は、青色のライトがついた18台のパトロール車に乗り込み、早速パトロールに出発しました。
松山南警察署によりますと、去年1年間、管内では、761件の刑法犯事件が起きていて、この内、36パーセントが、石井地区で発生しているということです。
活動を通してこうした犯罪の減少につながるものと、大いに期待されます。
ご尽力いただいた皆様、ありがとうございます!!
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