4月21日と22日の2日間、幕張の市町村アカデミーで「市議会議員特別セミナー」を受講しました。
1日目は、「これからの自治、分権、議会」と題して、東京大学名誉教授の大森彌先生から、日本社会の変容に伴う国と地方の再編、地方分権とこれからの市町村のめざすべき方向、自治体議会の果たすべき役割、課題等について、熱意あふれるお話をいただきました。
続いて、「日本政治の展望」と題して、政治コラムニスト、早稲田大学大学院公共経営研究科教授の田勢康弘先生から、日本の政治について、20人にわたる歴代内閣総理大臣に取材されてこられたご経験に基づくお話をいただきました。
田勢先生によるとマスコミの世論調査の仕方は、日中、コンピューターで無作為に固定電話のみの電話番号を選び、電話に出られた方500人にアンケートを取るそうです。
昼間は、ほとんどの方が仕事をされており、昼間、固定電話に出ることの出来る方の意見が世論としてマスコミで報道されていると言う事です。
たった500人の意見なので気にしなくてもいいかも・・・・?
しかし、テレビや新聞で何回も報道されると、それが全国民の世論と解釈されてしまいます。
マスコミ報道の、からくりと言うか 怖さを実感しました。
たいへん愉快で痛快な お話が続き、時間を忘れました。
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