放浪しながら、自由律の句を残した、俳人、種田山頭火の終えんの地、松山市御幸の「一草庵」のリニューアルオープン記念式典が開催されました。
式典では編み笠をかぶり山頭火に扮した愛好家の男性が、「ひょいと四国へ晴れきっている」という山頭火の松山時代の句を詠んだのにあわせて、中村時広市長や代表が紅白のテープにはさみを入れ完成を祝いました。
その後、内部見学や記念講話がありました。
今回の整備事業はもっと多くの観光客に訪れてもらおうと、松山市が平成19年度から1億2000万円をかけて「一草庵」の改修と、資料室・休憩所などが新築されました。
これまで年に8日だった内部公開日を土日と祝日に増やすとともに、ことしの秋には山頭火について語り合う座談会も開催して、「一草庵」に住んでいたころの活動をあらためて知ってもらうことにしています。
コメント