4年も前から「電子黒板」を活用した授業をしているS先生の授業参観をさせていただけると同僚の議員さんに伺い、早速ご一緒に「土曜参観日」に寄せて頂きました。
松山市立W小学校、1年4組の引き算授業。
授業は始めに「百玉そろばん」を児童一人ひとりがつかって「電子黒板」の 「百だまそろばん」との競争。軽度発達障害の児童にもこの「百玉そろばん」は操作し易いのです。
次に教科書を開いて引き算の式を学び、応用問題を解いてノートに書きます。
ノートに式と答えを書けた児童は、嬉しそうに先生に見ていただきます。
担任のS先生は、この電子黒板を4年前に自費で購入され、始めは前任校で6年生の授業に活用し、転校後1年生の担任となり年度初めより活用しているとのこと。
自費と伺い思わず価格を伺ったところ、電子ボード本体のみなので意外と安く12万円程度。
先生曰く、「現在はいろいろな機能をつけて高価なものが主流ですが、高価なものより台数を増やした方がいいのでは?」とのこと。
算数や国語や生活科など多くのの授業でも活用できるとのこと。
何よりも先生方の事前の授業準備が楽になり、手間もかからないく短時間で準備できること。
更にペーパーレスなので先生の授業中の黒板への資料の張り替えやチョークでの書きかえ時に児童がざわついたり下を見ることなく、電子黒板に注目できて切れ目なしに授業が出来るなど、利用メリットは大きいとのこと。
ただ不安なのは、電子黒板を利用した授業を受けていた児童が、従来の授業を受けることで授業に対して戸惑いを持たなければいいのですがと心配されていました。
公明党が推進してきたスクールニューディール政策。
その中の一つの取り組みの「電子黒板」が、新年度より松山市内の小、中学校4校に7台導入されています。
そして、自公政権での補正予算中の「スクールニューディール」を活用して、この電子黒板は、松山市内の全小中学校に、1台~2台程度配備することを9月議会で予算承認しています。
今後は、より多くの児童生徒がこのような電子黒板を活用した授業が受けられるように、少し大きさも設備もコンパクトで購入しやすい価格の「電子黒板」が 数多く導入されるとことを望みます。
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