第3回「松山子ども市議会」が6日、松山市議会議場であり、桑原小6年の137人が議員や理事者役で参加しました。「松山子ども市議会」は、議会の役割を知ってもらい、政治や行政に興味を持ってもらおうと開催しているものです。
児童らは夏目漱石の小説「坊っちゃん」発表100周年を記念して、坊っちゃんとマドンナの扮装(ふんそう)や道後温泉の法被姿などで出席。「議員」からは節水や、道後温泉や観光などについて一般質問。「市長」や「部長」が答弁に立ちました。
なかでも、マドンナ姿の議員は「桑原小では和紙で坊っちゃんやマドンナの人形を作っとるんよ。観光施設に置いて活用してほしいんじゃが、どうぞなもし」と松山弁で質問。坊っちゃん姿の部長は「検討したいと考えとるぞな」と答弁しました。
質問は子どもたちが一生懸命考えたものですが、答弁書は市側が用意した「本物」です。
「子ども議員」の中から将来の議員が生まれてくれるといいですよね。
演題の上のマドンナ和紙人形が持っている手まりは、桑原小の全児童で育てた蚕から採った絹糸で作っています。