愛媛県公明党議員研修会を、「地域に根ざした循環型農業と建設技術者の温存」に取り組んでいる松前町の第二兼業農業法人「あぐり」で開催させて頂きました。
昭和32年創業の道路舗装会社(金亀建設)ですが、公共工事に不安の兆しが出始めた平成12年「あぐり」を設立、なぜ農業か?社員はびっくり!!
「公共工事の削減による経営の低迷で、社員をリストラすることはできない。また、社員の技術力を温存したい」と、着眼したのが農業。社員の2割が兼業農家、舗装工事が暇になる4月から10月は、農繁期。建設現場の人員を季節に応じて、舗装と農業に配置しています。
大型重機を耕運機に乗りかえ楽々と操り、アスファルトを運ぶ手に自社培養微生物・ボカシを持ち、無農薬栽培を実行しています。
研修会で、西山社長さんは、「地域に溶け込み貢献し、地産地消を推進し、地域循環の『農』を目指したい」と抱負を語っておられました。
「安心・安全な食」の取り組みに、私達も議員として、また消費者としておおいに研鑽しなくては・・・と思いました。
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