自主防災組織とは、「災害から自分達の町は自分達で守ろう」という地域住民の自衛意識と連帯感に基づき、町内会、自治会単位などで住民自らが自主的に組織する防災組織です。
阪神・淡路大震災、芸予地震を教訓に、松山市では自主防災組織の見直しや組織化が進んでいます。
阪神・淡路大震災では救出救護者の8割が、民間の人たちによる救助活動によるものでした。このようなことからも、自主的な防災活動が地域の安全を確保する上では、どうしても欠くことのできないものです。
松山市の自主防災組織率は、全国平均の約60%台をやっと超えることができました。
西石井防災会は平成7年11月15日に結成されています。
訓練には、松山南消防署の消防士・地元西石井消防団員・女性防火クラブ員さんたちがリーダーを務めて下さいました。
参加した、約250名の方たちは、救命救急訓練や地震体験試乗やバケツリレー等に、2時間余り真剣にとり組みました。
災害や防災の展示パネルや、高さ40メートルまで上がるはしご車(松山市所有4台で、今までに火災による使用は幸いなことに一度もありません)も、皆さん熱心に見ていました。
これからも、もっと多くの方が参加できるよう開催して頂きたいと思いました。