今日閉会しました3月議会で、新年度予算において、進学希望の生活保護世帯の中学3年生への学習支援事業が承認されました。
私は、昨年2011年3月議会において、以下のように質問しておりました。
《「 高校進学を希望する生活保護世帯の中学3年生への学習支援についてです。」
2010年7月、横浜市保土ヶ谷区のNPO法人リロード「はばたき教室」を訪問。
日本の生活保護世帯は2010年6月には、約138万世帯・190万人と過去最多。
この10年間で60万世帯、81万人増。
世帯主の学歴は中卒か高校中退が73%。
中でも指摘されている「貧困の連鎖」を断ち切る支援の一環として、NPO法人リロードでは、生活保護家庭の進学を希望する中学3年生に「はばたき教室」と名付けて、週2日、午後5時から7時の2時間、高校受験に向けての学習支援を行っています。
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環境こそが大切であると痛感します。
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本市においても、生活保護世帯の中学3年生の学習環境の整備と放課後の居場所作りに、ぜひともこのような学習支援教室が必要不可欠なものであると考えますが、設置についての御所見をお示し下さい。》 と・・・
大学生の皆さんのご協力で、「わかあゆ教室」でスタートすることになりました。
とても、うれしいです
本日、7月6日(金)付公明新聞に掲載されていましたね。とてもうれしかった。私もボランティアでこの春、低所得、あるいは複雑な家庭で学習環境にめぐまれない中学3年生を受験指導しました。そこで、「学習環境に恵まれない=低学歴=低所得」だけではないハンディを低学力の生徒から感じました。「低学力=低いコミュニケーション能力」です。低学力の生徒は当然、「読み・書き・ソロバン(論理的思考)」の能力が低い。つまり、将来、就職したときに適応する能力も低いと予測されます。「貧困の連鎖」を切実に感じました。また、多感な時期に学習する喜びを知らないのはその人生において大きな損失です。小林議員、こんなすばらしい支援事業を推進していただき、ありがとうございました
投稿情報: 坂上くもこ | 2012-07-06 23:49