愛媛県教育委員会が2006年度から導入する「栄養教諭」の採用選考審査がありました。16人程度の採用予定で、4月から公立小中学校などに配置します。
朝食抜きの登校や偏食、肥満など子どもに食生活の乱れが広がる中、食育(食に関する指導と学校給食の管理)を専門に担当する「栄養教諭」制度の導入は、文部科学省の食育推進策の目玉。
食に関する教育は、家庭科、保健体育、社会科、給食の時間などにまたがり、総合的な学習の時間に行われるが多く、栄養教諭には、個々の子供の肥満やアレルギーなどの問題にきめ細かく対応する役割もあります。
配置するかどうかは都道府県や学校設置者の判断です。
公明党愛媛県本部議員は、食育の大切さを重視し栄養教諭の配置を 県議会をはじめ各自治体の議会質問等で、要望して参りました。
一度に16名もの配置が実現すれば素晴らしい事です。
私も平成16年6月議会において以下の質問を行いました。
【「食」という字は「人」を「良くする」と書きます。正しい食はよい人間をはぐくみます。人をよくする教育運動ととらえてみたいと思います。・・・省略・・・最後に、今多く起こっている子どもたちの問題行動の要因の一つに、食生活の乱れもあると指摘されております。子どもたちの未来のために、家庭でも、学校でも食環境を整え、食の教育の充実が迫られております。学校での1年間の給食日は約180日ありますが、この給食を通じての食育はだれがどのように行うのか、・・・ 】