2月5日、松山市のコムズの「私にもできる!!DV根絶への取り組み」に参加しました。
保育園長・女子学生・警察の方たちの、体験や事例を交えての学習会でした。
D.V.(=ドメスティックバイオレンス 以下D.V.)とは家庭内暴力の直訳です。現在、問題になっているのは妻や女性が、夫やパートナーから受ける暴力です。いじめ問題もそうですが、セクハラ同様に著しく人権を傷つける行為です。これには肉体的に受ける暴力だけではなく、言葉による暴力や無視、性的暴力なども含まれます。
参考サイト:ライフスタイルアドバイス
ドメスティックバイオレンスの現状は、1999年秋、政府が初めて実施した男女間の暴力に関する本格的な調査によれば、女性の約20人に1人は、生命の危険を感じるほどの暴行を夫や恋人などから受け、約5人に1人は嫌がっているのに性的な行為を強要された経験があることが明らかになりました。
しかし、このように女性が深刻なDVにさらされる一方、同調査では、生命の危険を感じたり、治療が必要なほどの暴行などを受けた経験がありながら、全く相談しなかった人が四割に及んでいます。警察や相談所などの公的機関に相談した人も数%にすぎませんでした。
ドメスティックバイオレンスの相談ってどこにすればいいのでしょうか?各自治体・警察署に相談窓口があります。一人で悩んでいても何の解決にはなりません。ちょっと勇気を出して相談してください。
コムズ相談室TEL 089-943-5770
愛媛県女性相談 TEL 089-941-3490
愛媛県警察総合相談電話 TEL 0120-31-9110
このような現状をふまえ、改正DV(ドメスティック・バイオレンス=配偶者などからの暴力)防止法の施行(12月2日)がなされ、同法に規定された国の基本方針が発表されました。方針には公明党の主張が大きく反映され、被害者の自立支援策や心理的なケアの充実などが明記されています。
今後、この方針を基に都道府県が基本計画を策定し、全国的にDV被害者へのきめ細かな支援策が実施されます。
公明党は実効性あるDV防止法の改正をマニフェスト(政策綱領)にも掲げて推進してきました。
基本方針の主な内容は次の通り。