7月27日、江戸川区一之江第三小学校で「すくすくスクール」について校長先生やクラブマネージャー、担当市職員の方から説明を頂きました。
「すくすくスクール」とは、放課後等の教室・校庭・体育館など広い学校施設の中で、その学校の児童がのびのび、すくすくと様々な活動ができる事業です。子ども達は自らの意志でいろいろなことを行うことを通して、豊かな経験・学習をすることができます。
すくすくスクールの中には、保護者の方が就労されているなどの児童のため、区が責任をもって保護する学童クラブ登録の区分もあり、その学校の子ども達が共に学び・活動できる場になっています。
子ども達のために、地域の方々や保護者に積極的に関わっていただき、保護者・地域の方と一緒につくっていく、放課後等の第二の学校がすくすくスクールです。
また、長年にわたる学童クラブ事業の中で生まれた経験・知恵などを加えることで事業に奥行きが生まれています。
この小学校は、スタート時の平成16年は、敷地が狭いことや空き教室もなく、学童クラブは、お隣の小学校の敷地に建てられていましたが、すくすくスクール事業の開設に伴い、階段フロアーを改造し、学童クラブの部屋を造りました。放課後 授業やクラブ活動の妨げにならない範囲で教室や校庭、図書館を自由に活用しています。校長先生の英断に頭が下がる思いです。
児童293名中、205名がすくすくスクールに登録(うち、35名が学童クラブ)し、訪問時は、夏休み中でしたが、40名ほどが、勉強やゲーム、お昼寝などと楽しく過ごしていました。
地域と学校と保護者が一体となって、みんなで子供たちを育てるすばらしさ、子供たちの居心地のよい居場所がつくられていることを実感した一日でした。